特定非営利活動法人スサノオ 「またぎぃ」

スサノオの展望と活動



 現在、鳥獣保護区等の位置は、狩猟をしない人はほとんど知りません。狩猟をする人でも狩猟をしない人でも「またぎぃ」が使え、誰でも、狩猟をする場所と狩猟をしない場所の区別ができるようになれば、狩猟の安全性が向上すると考えています。
 また、活動記録は、少数の人の情報を収集しても意味がありません。それでは、鳥獣生息個体数把握等の基礎資料として有効になりません。従って、より多くの人の活動記録を収集する必要があります。
 そのためには、誰でも無料で「またぎぃ」が使える環境になることが必要です。
 現在特定非営利活動法人スサノオでは、全都道府県鳥獣保護区等位置図データの作成に取り組んでいます。また、位置図データの作成と並行して、順次各自治体に「またぎぃ」採用をお願いしています。
 平成26年5月に法案が成立し、「鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法律」が「鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律」に改正されました。これにより野生鳥獣が、第一種特定鳥獣(減少している鳥獣)、第二種特定鳥獣(増加している鳥獣)に分けて位置づけられ、「またぎぃ」活躍の場面が広がりそうです。
 このように、鳥獣との共生、自然生態系の回復を目指して活動していますので、みなさまのご協力、ご援助、ご提案よろしくお願い申し上げます。